色と潜在意識のパワー〜2

色と内臓の関係:五行説で身体と心を整えよう!

こんにちは!皆さんもご存知のように、私たちの体は肉体だけでなく、感情や精神とも密接に繋がっています。そこで今回は、**中国伝統医学(TCM)**の視点から「色と内臓の関係」についてお話ししようと思います。

たとえば、恥ずかしい時に顔が赤くなったり、悲しい時に胸が痛んだり、食事が喉を通らなくなった経験はありませんか?私自身も、夫を亡くした時にまさにそんな状態で、何も食べられず、やせ細ってしまった時期がありました。(今ではその反動で少しふくよかになったかもしれません笑)

また、感情が強く影響すると、体もそれに反応することがありますよね。緊張してトイレに行きたくなったり、無性に特定の味が欲しくなることってありませんか?妙に酸っぱいものや塩辛いもの、甘いものを欲することもありますよね。特に甘いものは、生理前に女性がよく経験することです。このように、感情と体には深い繋がりがあり、私たちは無意識にその影響を受けています。

ここで一つ例を挙げますと、長期間の悲しみや後悔、解消されていない鬱憤などの感情が続くと、肺のエネルギーが低下して、言葉にできない心の苦しみが咳となって身体から出ようとすることがあります。これは、感情が内臓に影響を与える典型的な一例です。感情が体に強く影響を与えると、体もそれに応じて反応してしまうんですよ。

中国伝統医学では、心身のバランスを整えるために、内臓と色の結びつきを大切にしています。五行説に基づいて、色が内臓や感情に影響を与え、健康やバランスを保つ手助けをしてくれるという考え方です。そこでここから、具体的な内容を話していきますね!

五行説とは?

五行説は、自然界のすべてのものが「木・火・土・金・水」の5つの要素で成り立っているという考え方です。中国伝統医学では、この五行が人体の臓器、感情、色と結びつき、私たちの体調や精神状態に影響を与えるとされています。


色と内臓の関係

1. 肝(かん) – 木 – 緑色

「肝」は体内のエネルギーを調整し、特にストレスや感情のバランスに深く関わっています。肝に対応する色は緑色です。春の新緑が目にやさしいように、肝臓のエネルギーを強めたいときは、自然の緑色を取り入れると良いです。また、緑色の食品、例えばブロッコリーやケールなどを食べることや酸っぱいもの(ヨーグルトやお酢味)でも、肝臓をサポートできます。肝臓のエネルギーが弱ると「怒り」が増し、目に不調を引き起こしやすくなります。怒りの感情が起こった時は、緑を意識的に取り入れることで気持ちを落ち着ける助けになります。

2. 心(しん) – 火 – 赤色、ピンク

「心」は血液循環と精神的な健康を管理します。心に対応する色は赤色ピンクです。赤い食品、たとえばトマトやベリー類を摂取することで、心臓のエネルギーを強めることができます。また、心臓の健康を守るためには、赤い服や装飾品を取り入れるのも一つの手です。心が弱ると「喜び」や情熱が欠けてしまうことがあります。赤はエネルギーや活力を象徴し、気持ちを高める効果も期待できます。食べ物では、”苦味のあるもの”例えばビターチョコレートなどいいかも知れません。

3. 脾(ひ) – 土 – 黄色、オレンジ色、ベージュ

「脾」は消化を助け、体に必要なエネルギーを供給する重要な臓器です。これは脾臓と胃にあたり、脾に対応する色は黄色、オレンジ色やベージュ。これらの色は消化機能を高め、心を軽くしてくれる色です。かぼちゃ、サツマイモやみかんなどの色の食品を食べることで、脾臓と胃をサポートできます。また、これらの色は「思い悩み」を和らげる効果があるため、心配事が多いときにはこれらの色を身近に置くと良いでしょう。気持ちが”なんで私だけ?”とか”私頑張ってんのに、なんで誰も何もしてくれないの?しんどいよ〜”英語で言うと「What about me~!!」って感じで心の叫びがあるときは、これらの暖かな色を取り入れてみてください。

4. 肺(はい) – 金 – 金色、シルバー、白色

「肺」は呼吸と関係し、感情では「後悔、自責の念、悲しみ」と結びついています。肺に対応する色は白色。呼吸器の健康を保つためには、白い食品(大根や豆腐など)や白い服を取り入れるのが良いとされています。肺が弱ると悲しみや寂しさが強くなることがあります。白色は肺の機能を強め、清潔感や純粋さを象徴します。肺のエネルギーが落ちて、過ぎ去った過去に後悔する気持ちが湧きあがったら、これらの色パワーを使う事と、少しピリッとスパイシーな食べ物を摂るといいですよ。あまりにも咳き込んで肺のエネルギーが落ち過ぎている時は、ベッドのシーツを暖色系に変えるのもおすすめです!

5. 腎(じん) – 水 – 黒色、青色

「腎」は成長や生命力、老化などに深く関わる重要な臓器で、感情では「恐れ、不安やイライラ」と結びついています。腎に対応する色は黒色です。黒豆や海藻などの黒い食品を摂取することで、腎をサポートすることができます。また、黒色は静けさや力強さを象徴し、心を落ち着かせる効果もあります。恐れや不安が強いときには、黒を取り入れて安定感を与えることができます。食べ物は塩気のきいたものがいいのですが、塩分は取り過ぎに要注意なので、適度のバランスを考えて摂取しながら、水分をよく摂ってくださいね。


あなたの心と体のバランスの為に

私は長年エネルギー療法&リフレクソロジーと心のサロンを経営してきましたので、体と感情の関係は大好きなカテゴリーです。ぜひ皆さんも色のパワーを取り入れて、心と体のバランスを保ってくださいね。

*マスターマインド瞑想クラブ* 今日の瞑想はこちら↓